トルコの次世代戦闘機「KAAN」のプロトタイプが、初の飛行試験に成功しました。

  • 2 か月前
トルコ航空宇宙産業(TAI)によって開発されたKAANは、トルコの防衛能力を強化し、グローバルな舞台での戦略的地位を向上させることを目指す、トルコ最大の技術プロジェクトです。

トルコ空軍(TurAF)のF-16Dファイティングファルコンとともに、KAANは水曜日の早朝に初飛行を行いました。

この第5世代機は、以前TF-Xとして知られていたもので、トルコ空軍司令部の旧式化したF-16航空機を置き換えることが予定されており、2030年代から段階的に導入される計画です。2016年に開始されたKAANプロジェクトは、トルコが将来の課題に対応するために、防衛インフラの近代化と準備状態の確保に取り組んでいることを示しています。

元軍事情報部長、イスマイル・ハッキ・ペキン中将は、機体の能力についての洞察を提供し、KAANの量産が10年間にわたって行われると述べました。運用開始後、トルコ空軍は地域で強力な航空力となると期待されており、KAANがその艦隊構成の中心的役割を果たすことになります。

空軍の退役中将、エルドアン・カラクシュは、KAANがトルコの空軍防衛能力に与える変革的な影響を強調し、F-35ジェット機と比較しての弾薬容量の優位性を指摘しました。2040年までに完全生産フェーズが完了する予定で、トルコは300機の強力な艦隊を保有し、空の支配を固めることになるでしょう。

写真とビデオ:Twitter @Defence_IDA





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