“医療用麻薬”データ消去でうその報告 札幌ひばりが丘病院と薬剤師ら3人書類送検

  • 6 年前
北海道厚生局麻薬取締部は、6月4日、医療用麻薬の管理が不適切で、虚偽の届出などをしたとして、麻薬取締法違反で札幌市厚別区の病院と当時の薬剤師らを書類送検しました。麻薬取締法違反で書類送検されたのは、札幌市厚別区にある、札幌ひばりが丘病院と30代から50代の当時の薬剤師ら男女3人です。2017年と2016年、麻薬取締部が行った立ち入り検査で、2015年に保健所に出した麻薬の年間受渡届と、2016年の麻薬を管理する帳簿に虚偽があることが発覚しました。麻薬取締部によりますと、当時の管理責任者だった30代の男性薬剤師が電子データで管理していた帳簿を誤って消去してしまい、実際の在庫量と合わせるため、虚偽の記載を行ったとのことです。麻薬の不正使用や横流しなどの事実は認められませんでした。

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