麻薬取締部が札幌ひばりが丘病院を書類送検

  • 6 年前
医療用麻薬の在庫の管理がずさんだったとして、厚別区の病院と元薬剤師ら3人が麻薬取締法違反の疑いで書類送検されました。きのう書類送検されたのは、札幌市厚別区の「札幌ひばりが丘病院」と元薬剤師ら3人です。北海道厚生局麻薬取締部によりますと、2014年、30代の男性薬剤師は、在庫のデータを誤って消してしまったため、鎮痛剤に用いるフェンタニルなど、麻薬16品目を在庫数に合わせて書類に虚偽の記載をしました。その後、管理を引き継いだ50代の男性薬剤師と助手も、在庫数に合うよう帳簿を偽っていました。
3人は、麻薬取締部の調べに対し「帳簿の数を合わせるためにやった」と容疑を認めています。麻薬取締部は、3人の麻薬の使用や横流しはなかったとしています。