笑う沖縄 100年の物語 お笑い米軍基地
  • 12 年前
「戦争」「基地問題」と歴史に翻弄され続けてきた沖縄。苦難のなかで、庶民を勇気づけてきたのが、沖縄の芸人たちだ。この番組では、戦前からの“笑い”を、過去の音源をもとに完全再現。今も脈々と続く沖縄の“笑いの一世紀”をたどる。沖縄の歴史や、その抱える複雑な心情をお笑いと芸能の歴史から振り返り描き出した。

沖縄の特産品を本土の皆さまにお届けする『ジャパネット沖縄』のお時間です
今回皆さまにご提供する商品はこちら
沖縄のアメリカ軍普天間基地です!
これまでは、日本にある米軍基地のほとんどを沖縄が独り占めしていたので
今回特別に、本土の方にも分けてあげようと思いましてね
でも社長、これお高いんでしょう?
いやいや、そんなことないんですよ。
お値段たったの8,000億! 安ーい!
さらに今回だけ、海兵隊6,000人も付けちゃいましょう!

 沖縄漫談の小那覇舞天(ブーテン)が、浅草で学んだ政治風刺を効かせた笑い「ブーテン漫談」で戦後の沖縄を席巻し、その弟子・照屋林助もまた「ワタブーショウ」で、大人気となる。
 その風刺の笑いの系譜は、沖縄方言(ウチナー口)にこだわわる芸人集団「笑築過激団」に引き継がれ、今も笑いで基地問題を鋭く告発する劇団「お笑い米軍基地」に脈々に受け継がれている。

「お笑い米軍基地」
【コント:菅総理のダーツゲーム】
とある会場に菅総理が特別ゲストとして招かれる。
ミニゲームをすることになり、ダーツの矢を投げてその刺さったところを米軍普天間基地の移設先とすることになった。
出されてきた大きな回転盤。そこに移設先の候補地が書かれている。
書かれていたのは、円の360°のうちほとんどが「辺野古」。
線のように細くあるのが「県外」。
周りの者達がクレームを言う。「これ、ずるくないですか?」
しかし、有無をいわさずゲームがスタートする!
投げる菅総理。
・・・当然、矢は「辺野古」に命中。
そして菅総理が一言、
「いやぁ~、やっぱり『県外』は難しいなァ(笑)」
(会場爆笑wwww)